About
川崎駅前仲見世通商店街について
飲食に特化したユニークな街
JR川崎駅東口の長いエスカレーターを降り、バスターミナルと京浜急行線を越えると、市役所通りと駅前大通りに挟まれ国道15号線に至る、大きな商業エリアが広がっています。主な通りごとにある7つの商店街の中で、多くの飲食店が集まり個性的な通りをかたちづくっているのが「川崎駅前仲見世通商店街」です。
東海道五十三次の一駅「川崎宿」として古くから栄え、昭和24年、十数名での「仲見世通り新栄会」の発足から同41年の「振興組合」への改組を経て現在に至っています。
近隣商店街と連携し、さらなる発展をめざす
昭和63年から平成2年にかけては街づくり事業で、電線の地下埋設、街路灯の増設などの整備を行い、令和に入ってからは、より快適に商店街を回遊できるようにタイル敷の凸凹道をアスファルト舗装に変更など、随時、商店街の整備を行っています。
地元警察や消防の協力も得て、毎年4月には『かわさきアジアン・フェスタ』、そして10月には川崎駅東口の6つの商店街の合同イベント『いいじゃん・かわさき』が開催。また『かわさき餃子舗の会』を組織し、「餃子の街かわさき」の知名度アップをはかるなど、特に「食」の面から地域の活性化に貢献しています。
川崎駅東口駅前広場再編計画を実行
近年、川崎駅西口周辺の大規模な再開発などで東京や横浜方面からの新しい人の流れが生まれています。その流れを東口へもスムーズに誘導できるように、東西自由連絡通路の増設やバリアフリー化、東口駅前広場の平面化など「川崎駅東口駅前広場再編計画」を行いました。
商店街の入口では飲食を象徴したネオンアーチが迎えてくれ、なかほどには商店街の名前の由来となった「善光寺」の大黒様が、行き交う人々を見守っていてくれる、味な街です。
History
川崎駅前仲見世通商店街の歴史
昭和20年 | 4月15日の大空襲で、その中心のほとんどを灰塵に帰した。 |
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昭和22年 | 川崎市はいち早く復興計画をたて、戦災復興の促進と合わせて土地利用の効果向上させることを目的とした復興土地区画整理着手。その折今まで無かった新道路(現仲店通り)が第一工区として計画された。 |
昭和23年 | アサヒヤ(旭屋酒場)初代理事長 稲葉 森三氏が開業。他は観行院・大徳寺のみ。道路未開通。お寺が通りの中央に挟まれているので、東京浅草にちなんで「仲見世通り」と稲葉氏が命名。 |
昭和24年 | 組合員十余名にて「仲見世通り新栄会」結成。初代理事長に稲葉 森三氏選出される。 |
昭和25年 | 道路未開通の為、「道路開通促進運動」市役所へ団体交渉毎日行った結果道路開通する。また道が抜けると同時に、道路舗装交渉を開始し、新しい道路では一番最初に舗装になった。 |
昭和26年 | ネオン看板灯を各店取付。 |
昭和28年 | 協同組合へ改組。第2代理事長に曽根 勝一氏を選出。事務所は観行院に間借り。川崎駅前京浜急行中央踏切開通運動展開。 |
昭和29年 | 小宮山 勝正氏 第3代理事長となり、ネオンアーチ9基が建設される。 |
昭和33年 | 事務所を加納屋の裏に移転。有線放送開始。 |
昭和35年 | アーケードの建設計画が総会に提案される。 |
昭和38年 | 歯科医師会館に事務所を開設。米山 市郎氏 第4代理事長に就任。 |
昭和41年 | 振興組合へ改組。 |
昭和41年 | 当局の許可条件が厳しく、アーケードの建設計画を中止し、環境整備に注力。 |
昭和52年 | 曽根 俊彦氏 第5代理事長就任。 |
昭和60年 | ネオンアーチ2基新設。 |
昭和63年 | モール・街路灯新設工事スタート。 |
平成元年 | 遠藤 恭正氏 第6代理事長就任。 |
平成2年 | モール・街路灯新設工事終了。 |
平成13年 | 間瀬 実氏 第7代理事長就任。 |
平成14年 | モールリニュ―アル工事。 |
平成15年 | 三谷 輝夫氏 第8代理事長就任。 |
平成16年 | 防犯カメラ設置。 |
平成21年 | 関 功郎氏 第9代理事長就任。 |
平成25年 | 商店街イベント「ハシゴしナイト」(2月・8月)スタートする。 |
平成27年 | 西尾 猛氏 第10代理事長就任。 |
平成29年 | 防犯カメラ設備、7台増設し、すべて最新機種に取替え実施。全16台とした。モール舗装のリニューアルを川崎市に申請。 |
令和元年 | 街路灯120灯全て交換。 |
令和2年 | 街路舗装モールリニュ―アル工事(2年計画)を決定。 |
令和3年 | 3月に道路舗装1期工事(バスロータリー側商店街入り口から旧東海道まで約200m)が終了。 |
令和3年 | 寺田 哲也氏 第11代理事長就任。 |
令和4年 | 道路舗装2期工事(旧東海道から国道15号までの約230m)を予定。 |
令和5年 | 松丸 裕司氏 第12代理事長就任。 |
令和6年 | 3月に道路舗装2期工事が終了。 |
Chairman
歴代理事長
第10代理事長 平成27年〜令和3年 |
西尾 猛 ㈲発財 シーハーズグループ代表 川崎広域商店街連合会 役員理事(平成27年~令和3年) 川崎地区職場警察協議会 副会長(平成27年~令和3年) 第2590地区川崎マリーンRC 会長(平成21年~平成22年) 川崎駅前仲見世通商店街振興組合 相談役(令和3年~現在) |
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第11代理事長 令和3年〜令和5年 |
寺田 哲也 株式会社リープ 代表取締役 川崎商工会議所 食品部会 一号議員(平成28年〜) ・特別川崎駅前再開発委員会 副委員長(平成29年〜) ・金融税制委員会 会員(令和元年〜) 川崎広域商店街連合会 役員理事(令和3年〜) チネチッタ商店街振興組合 監事(令和4年〜) |
第12代理事長 令和5年〜 |
松丸 裕司 |